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★期末テストを前にして…正しい勉強法/米国の三つの川

中1中2入試ガイダンス/資料P7より
勉クラの入試ガイダンス資料より/抜粋

三郷市文化会館にて、勉クラ恒例の『中1中2入試ガイダンス』を実施させていただきました。


 さて、そこで、『偏差値をUPさせる正しい勉強法』のお話をいたしましたが、次の話題、覚えていらっしゃいますでしょうか?

   アメリカ合衆国の地理について、高校入試に出題される川は、たった3本だけ

 という話題です。

 以前、当掲示板で次のようなご案内をしたことがございますので、今一度こちらにUPいたしますので、ご覧いただけましたなら幸いです。 
                                                            
 塾長


【以下*再掲】


 勉強クラブでは、英数が必修科目(かならず受講しなければならない科目)ですが、国社理は、選択科目(必要な人だけが自由に受講する科目)になっています。


 英数は、ふだんから勉強の仕方はどうあるべきか、自然に体得できますが、理社を受講していないお子さまの中には、かなり“まちがった勉強法”をくりかえし、だいぶ遠回りしてしまっている子も少なからずいます。そもそも、理社の期末対策授業を無料で行うようになったのは、その遠回りしてしまっているお子さまにしっかりと実力がつく正しい学習方法を身につけてもらいたいと考えてのことでした。


 ただいたずらに年号の暗記をすることが歴史の勉強だと思い込んでいる子、考えるべきところを考えずに平面的に思考停止状態のままぬり絵型の作業をすることが地理の勉強だと思い込んでいる子などは、なるべく早く、正しい学習法に矯正してあげねば空回りするばかりです。


 ですから、勉クラでは、期末テスト対策授業は、目先に迫っている中学校の試験で得点することだけを目標にはしていません。語呂合わせなどしてとりあえずやっつけのいきあたりばったりの指導は、決して子供たちの真の実力に結びつかないことを、当塾の指導担当者たちは知っているからです。

 「ウチの子は、期末テストの成績はいいのに、北辰テストのような実力テストでまったく得点できないんです」というお悩みで塾を移ってこられるケースがままありますが、そのほとんどは、内申対策という名のもとに期末テストで得点するというその場限りの小さな目標に特化しすぎて、本質的な学習の体験がうすいことが原因となっています。
 そうしたお子さまは、たぶん、とても面白みのない、つまらない勉強をしていると思われます。(学ぶ意味もわからずに表面的な暗記型の指導をされたら、勉強そのものがとても味気ないものになるはずですから)


 「学ぶなら、きっちり、本質を学ぶ

 そうすれば、そこで得たものが半年たっても、一年たってもしっかりと自分のものになっています。(結果として、北辰テストなどの実力テストでも得点できるようになるんですね)


※たとえば、↓


表面的な勉強ではダメ。なぜそれを学ぶのか、考える


 [地理の一例]・・・アメリカの川について、かつて入試に出題されているのは、ミシシッピ川とセントローレンス川とテネシー川の3本だけって知ってますか? あんなに広い国土なのに、入試に出題されるのがその3本の川だけです。なぜでしょう? 実は理由があるんです!


1 ミシシッピ川は、ナイル、アマゾン、長江などに次ぐ世界4位の長さの川(もちろんアメリカ合衆国で1位の長さ)ですから、基本的な教養として知っておいて下さい、というのが入試問題作成者(オトナ)からのメッセージです。そして、↓
 その下流域は広大な綿作地帯が広がり、その綿(コットン)作り労働のためにアフリカから多くの黒人たちが移入した土地で、南北戦争やリンカーンの奴隷解放令などの歴史事項にもつながっていく川です。
 あるいは、ヒップホップに夢中になっているキミがもし将来ロックンロールの源流であるジャズやブルースというジャンルに興味を進めていくとしたら、ミシシッピ・デルタは、超大物ミュージシャンの故郷であることにも気づくはず。
 ミシシッピ川の存在は、中学生として認識しておくことにしましょう。


2 セントローレンス川は、合衆国の川としてそんなに長いものではないのになぜ学ばねばならないか(入試に出るのか)。
 それは、米国の工業の歴史について深く識るためです。
 第一次世界大戦後に英国を抜いてだんとつ世界一の工業国となった米国は、鉄鉱石や石炭などの資源が豊富な五大湖に米国一の工業地帯を作りました。さて、では、そこで作った自動車などの製品はいったいどんなふうに輸出したらいいのでしょう。
  日本のように資源を世界から輸入する加工貿易の国では、トヨタもホンダも例外なく海に面したところ(港の近く)に工場をもっていますが、五大湖という陸地の真ん中で車を作っているフォードは、製品をどうやって外国に運ぶのでしょう。
  そう、カナダとの国境にあるセンローレンス川の水運は、陸地の真ん中にある五大湖沿岸工業地帯にとって、輸出の経路としてとても大切な川なんですね。
 わかってきましたか? そうなんです。私たちオトナ(地理の先生や入試問題作成担当者)は、セントローレンス川を使って、資源大国の工業のかたちを学んでもらおうとしているのです。


3 テネシー川は、歴史との関連で重要な意味をもつ川です。昭和のはじめころ、世界中が大きな経済的混乱に震えていました。会社や銀行がどんどん倒産していく大パニック(恐慌)状態。
 その中で、米国の大統領となったフランクリン・ルーズベルトが行った政策(新規まき直し/ニューディール)の柱となったのが、テネシー川にいくつもの大きなダムを作るという施策(TVA)です。
 中3になると『公共投資』という世の中の不景気を好景気に転換する政府の政策(方法)について学びます。中1中2のみなさんには、ダムを作ることがなぜ好景気(世の中のお金の流れをよくすること)につながるのか難しそうな話ですが、それは期末対策で深く先生にきいてみましょうね。
 あるいは、高校から大学にかけて経済について学ぼうとするひとにとっては、ケインズという人の理論についてさらに深く学んでいくことになりますが、テネシー川とダム建設(公共投資)の話題がきっとテーマになるはずです。
 その知識のベースとして、ミシシッピ川の支流のこの川の存在を中学生のみなさんもきちんと認識しておくことが必要なんです。


 学習すべきことには、すべて意味があります


 オトナたち(先生や入試出題者)は、意味のないことをただいたずらにかたっぱしから丸暗記しなさいとは言っていません。大切なのは『意味』です。そして、指導技術の豊富な先生は、例外なく、その、『意味』について深く取り上げる授業をしているはずです。
 (・・・ちっちゃな話になりますが、だから、経験豊かな塾の先生は学校の先生が出題する試験のポイントをピタリと当ててしまえるんデスよ!)

 世界や身の回りのことについて深く識ることはきっときっとみなさんの幸せにつながっていくはずです。


 そして、何より、深く学ぶことはわくわくするくらい面白く楽しいことなんです。

 さあ、これまで何がなんだかわからなかったキミ、まずは、勉クラの期末対策から、本物の学びを体験してみようね。

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