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進路指導担当からのホンネ①受験勉強、3ヶ月ではさすがに無理デス。

英語標準クラス*3年間カリキュラム
 年末の、入試まであと3ヶ月という時期に、毎年何人かの受験生から勉クラで学ばせてくれないか、というお問い合わせがあります。
 もちろん、さすがに3ヶ月ではどうにもならないので、入塾はお断りします。たぶん、一部の個別指導塾の『入試前の直前講習で第一志望校に必ず合格させます』的な宣伝文句の影響かと思いますが、勉クラの塾長として、それは無いですと、はっきり申し上げたい。

 当塾の塾生は、2年がかり、3年がかり、中には小学部からの5年がかりで高校入試の準備をしてきています。

※参考のために、中1~中3の英語標準クラスのカリキュラムを画像に掲げましたので参照してください。別に秘密にしていることでもないのであえて公開します。

 勉クラの英語科は、中1で年間61回、中2で63回、中3で72回の授業をしています。1回90分授業ですから、3年間で17550分。もちろん、授業と授業の間の一週間には『家庭学習のための宿題』などの内容も精密にカリキュラムされていますから、中1の3月にご入会いただいたとして、入試までの3年間に勉クラで学んでもらう内容は、膨大です。

 学習指導には、計画的な積み重ねが不可欠です。たとえば、動詞や代名詞の基本的な使い方もわかっていない中1生に、関係代名詞や仮定法などの中3の単元項目を無理につめこもうとしても、それは空回りするにちがいありません。

 これを学んでもらってから次にこっちを、そしてそのあとでこの内容を、というように計画的な指導が大事なのです。

 ですから、正直申しますと、勉クラでは『途中入会者問題』というのが存在しています。

 できたら、中1の3月からご入会いただけると最も過不足なく自然な学びの流れに乗っていただけるのですが、何かの事情で、中2から、あるいは中3になってから入塾する、というお子さまがいらっしゃるのですが、「えっ、この子は一体、これまでに学校で何を学んできたのだろう?」というほど、基礎力に遅れをとっているお子さまがいます。
 
 もちろん、その子たちには、補講や特別授業などで欠落部分の手当を逐一行っていくということにしています。


 しかし、誰もがうらやましく思うような晴れがましい一流高校への進学を希望する、というと、話は別です。

 中1で学ぶべきこと、中2で当然学ぶべきことを学び損なってしまっていては、中3の受験勉強が十全に為すことができなくなる可能性もあるということです。

 野球やサッカー、ハンドボールやバスケなどを否定しているわけではありません。しかし、バランスが大事です。

 中3の受験進路指導をして45年。一番困るのが、中1や中2のころ、勉強にはあんなに無頓着でサッカーに打ち込んでいたのに、中3になってから急に一流高校に進学したいという希望をおっしゃる保護者がたまにおられます。

 そういう子にかぎって、中1や中2のときには、勉クラの授業を休んでハンドや野球優先という場合が多い。

 はい、一流高校に合格した先輩たちの出席簿を見返すと、勉クラの授業はまったく欠席していない、無遅刻無欠席、という重たい事実があることに気づきます。
 学校で定期テストがあろうが、運動会で疲れていようが、その子たちは、絶対に塾を休みません。

 なぜか? 

 それは、あのカリキュラムにあります。
 勉クラの授業を1回欠席するということが、どんなに大きな損失になるか、その子たちは、それがわかっているからだと思います。

 とはいえ、いろいろご事情はおありでしょう。しかし、中3になって晴れがましい高校に進学する、あるいはその可能性が少しでも考えられるならば、やっぱり、勉強第一にしてもらわないと、そうそう簡単ではありません。

勉強クラブ塾長
深 谷 仁 一
日本脚本家連盟・放送作家協会員
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